虫の目レンズについて

 作ろうとしている虫の目レンズは、まずは広角180°近くであること、被写界深度が深いこと、被写体にフィッシュアイ以上に接近でき大きく撮れること、これらが揃った時に虫全体と生息環境まで取り込めていわゆる虫の目レンズ感が得られます。

 超深度マクロ撮影を手軽に始めるには有名な魚露目8号があります。コンバージョンタイプで上手くいけばAFも可能で解像度もボードレンズを使うよりずっと良いと言われています。魚露目8号を使っていたこともあり、これより解像度が落ちると思うとちょっと心配ですが、ボードレンズを使うことによりコンバージョンタイプではできないことができるようになることが自作を決心した理由です。

 手軽でAF可能で解像度も良いのを捨ててでもやりたいことは光路の変更です。地面を這うアリなどを撮る時、レンズの位置とボディ底との差で斜め上から撮ることになってしまいますが、光路を変えレンズをボディ底の位置まで下げれば正面から撮れます、ただこれだけです。上手くいくかは分かりませんが・・・・

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シオカラトンボ(フィッシュアイ7.5mm F8)