2/3センサー用6mmレンズで試行

2/3センサー用6mmレンズで試し撮り。長辺4300pix。

いろいろなレンズを試した結果、分かったことがあります。

光学の知識がなく、この虫の目レンズがコリメート方式なのかリレーレンズ方式なのかよく分かってないのですが、今までは先端のレンズの結像する空中画像をカメラに付けた拡大レンズで写し撮っていると思っていました。なので、センサーサイズの大きなフォーマットに対応しているレンズを先端のレンズに使えばケラレる部分が少なくなると考えていました。

しかし、同じ2/3センサー用のレンズでもケラレ方が大きく違います。極端な場合は2/3センサー用より1型センサー用の方がケラレが大きい場合もありました。

なぜなのかと思いレンズを見比べてたり、先端レンズと拡大レンズの距離を変えてみたりしてみました。結果、ケラレ方に一番大きく影響していたのは先端レンズの後玉の大きさでした。実際には空中画像を撮影しているのではなく、後玉に写った画像を撮影しているようです。

手持ちのレンズで比べたところセンサーサイズの大きなフォーマットに対応のレンズは後玉も大きいためセンサーサイズを大きくするとケラレが少くなくなると勘違いしていました。しかし、2/3センサー用でも後玉が1型センサー用より大きい場合は2/3センサー用の方がケラレが小さくなります。

ただ、レンズ購入に際しては後玉のサイズは仕様書からはほとんど分かりません。後玉を固定している枠から予測するしかありません。今回6mmのレンズは仕様書から後玉が大きいと予測できるものを購入してみました。